本当に必要かを考える

先日、久々に買い物に出かけた。
コロナの影響で出かけづらい風潮もあり、
大体のものがネットで購入できるようになった今、
わざわざ買い物に出かけるということが少なくなったように思う。

お気に入りの雑貨屋で可愛いセパレートカーテンがあったので
新調しようと手に取った。
値段は以前と同じくらいに思えたが、良く見ると1枚売りになっていた。
前は2枚セットで売られていたが、まわりの商品を見ても全て1枚入りになっている。
普段、日用品の買い物でも(値上げしているなぁ~)とは感じていたものの、
こんなにも上がっているの?と驚いた。

私たち建設業界でも例外なく値上げの波は押し寄せてきています。
この10月から、内装建材、設備機器、エクステリア建材等、
ありとあらゆる商品が値上げされます。
値上げ幅も大きく10%~20%近くまで値上がりする商品もあり、
提供する側としても心苦しい限りです。

厚生労働省のHPでは、国民の平均給与は平成元年の452.1万以降、
平成4年の472.5万を上限に、平成30年の433.3万までの間、
420万から460万を推移している。
それにしては色々値上げしすぎでは?税金も上がる一方だし。
と、暗ーい気持ちになってしまいそうです。

経済活性化のためにはお金を社会に循環させることはもちろん大切だが、
今あるものを長く大切に使い、余計な物は持たない努力が必要だ。
またそれが将来の地球のためと思って前向きに取り組みたい。(M)