バリアフリーについて

近頃、腰を痛めた母の付き添いで病院へ行くことが多く
母が自力で歩くには、壁沿いの手すりを持つのですが
患者さんの多い病院では、待合室の椅子が足りず
手すりのある壁沿いの廊下にも 椅子が並んでいたりします。

歩く時は、壁沿いの手すりが使えずに不便に感じますが
待合室がいっぱいで、壁沿いの廊下の椅子が無くなると
立ったまま待つことになり、それも不便です。

便利なのに不便で、不便なのに便利。
矛盾を感じますが、とちらも必要で難しい問題です。

新しく建て替えられたばかりの病院で、
色々と計算し想定された設計通りに作られていても
実際に開業してみると、想定外のことが多々あるのでしょう。
その中でも、いかに皆に便利に使やすくバランスを考えて
改良していくのかが重要なのだと感じました。(Y)

bBearさんによる写真ACからの写真)