先日 大阪で開かれている 安藤忠雄展に行ってきました。
初期の作品から現在に至るまでの 図面や模型、写真が展示され 圧巻の展示でした。
大阪出身の彼ですので 初期は関西で造られているものが多く、また、CADの時代になるまでは、手書きの図面ですので とても興味深かったです。構想時のデッサンなども展示され どのように考えだされているのかの経緯を想像することができました。
この日は たまたま安藤先生が来場されている日であり(講演は聞くことは、できませんでしたが)、購入した本などにサインをいただけました。予定時間を超えてもずっとサインしている先生、高齢になってもバイタリティーに溢れる姿を垣間見た気がしました。
1980年代に作られた有名な作品である光の教会は、図面やデッサン、模型、写真、そこにいるような体験ができる映像などがありました。現在は 一般の人は中に入ることはできないそうです。
その写真の前に飾られていた ドリームチェア。
「彫刻的でミニマルなフォルムを追求した、ハンス J. ウェグナーへの影響と自身のスタイルが融合したデザイン」で 現在もカールハンセン&サンから 発売されているようです。
このチェア 数日後に来場した 大阪万博の北欧パビリオンにも展示されており、2度も対面することになって 驚きました。なお 北欧館の方は 自由に座ってみることができるので これまた驚き!
安藤忠雄展は日程の関係で 休日に訪れたことで 会場いっぱいの大勢の人でしたが、できれば平日に訪れて ゆっくり堪能したいです。(C)