先日、気象台より九州から東海地方までが梅雨が明けしたとみられると
報じられました。
いずれの地域も平年よりもかなり早く近畿地方までは
6月中に梅雨が終わるという異例の早さでの梅雨明けとなりました。
名張でも梅雨らしいと思った天気は、1週間ほどだったような気がします。
今から夏本番となると、体がまだ暑さに慣れる前にすでに
猛暑日が続くことが予想されるため熱中症のリスクが高まりそうです。
また、水不足に陥る地域もあり、稲作や野菜・果物などの農作物に
影響が出ないか心配です。
私たちの暮らしにおいてもダムの水の貯水率が少ないと
夏場の水不足につながり給水制限を行う可能性も出てきます。
梅雨明けが早いと、なんだか少し得をしたような気分に
なってしまいそうですが、その裏には
気候変動の影響(気象の変化や自然環境のバランスの崩れ)が
少なくとも関係しているのかもしれないということを心に留めながら、
今後の気候への備えや行動を行うことが非常に大切です。
まずは何よりも身体が資本。今年の夏も無理せず体調を第一に
過ごしていきたいと思います。(E)